住宅ローンの支払いを困難にする大きな原因となる健康問題。
ご本人が気をつけていても急な怪我や病気になってしまうことでローンの支払いが難しくなってしまうことは決して稀なケースではありません。
今回のご依頼者様も、そうした健康問題からくるローン返済困難にお悩みでした。
もともと奥様と二人の共働きで、月50万ほどの収入があったご依頼者様ですが、会社が倒産し、転職した結果給与が低くなってしまいました。
そこに、奥様が急病となり手術を受け、長期間の療養が必要となってしまいました。
それまで、順調にローンの返済を行ってきたご依頼者様ですが、こうした急な事態で税金、医療費、お子様の学費に生活費と出費がかさんだことから、将来的にローンの返済が困難になることを見据えて、事前に当社へご相談されました。
ご相談を受け債務状況を確認。
主債務者はご依頼者様、連帯債務者が奥様、義理のお父様が連帯保証人となっていました。
返済に関しても、年金・銀行などは期限の喪失となっており、ご相談の時点で、既に残された道は競売か任意売却しかないという状態でした。
ご依頼者様は残責務に関してかなりさ心配をされていらっしゃいましたが、当社では任意売却をおすすめし、同意をいただいきました。
しかしながら、この住まいの立地は競合物件が多く、既に需要は飽和状態。
債務者と交渉を行ったものの購入者が見つからず、住まいは競売にかけられることに。さらに、市税の差押なども発生してしまいました。
その後、再度任意売却の手続きを行い、最終的に売却に成功。債権者の差押解除も実現することができました。
お客様からの声
6ヶ月間買い手がつかなかったことに、非常に心配しました。最終的に1年弱という期間がかかりましたが、売却ができて安心しました。
長い間お付き合いいただきました、任意売却お助け相談室様にお礼を申し上げます。
今では妻の体調も回復し、徐々にではありますがパートなどに復帰できています。私もこれまで以上に仕事に励みながら、残債務の返済をおこなっていきたいと思います。